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2008年12 月 4日 (木)

ラーメンとナポリタンはいかにして日本の国民食になったか このエントリーをはてなブックマークに追加

ナポリタンとラーメン。僕らの世代は、子どもの頃から食べていて、大好きな食べ物の両巨頭と言ってもいいくらいの存在だった。大体、海外旅行に行って帰ったら日本食の何が食べたいかというと、まずラーメンが食べたくなる。

いやいやラーメンは日本食じゃないから、と思うかもしれないが、ラーメンは日本食以上に日本人のナショナリズムに根ざした食べ物だったりする。

さて、僕が尊敬する片岡義男の最新作は、『ナポリへの道』という、スパゲティナポリタンと戦後の日米に関する文化論だ。

“スパゲッティー・ナポリタン”とイタリアの都市ナポリは、何の関係もない。ナポリタンは100%日本生まれの日本料理。アメリカの進駐軍が食べていたケチャップのスパゲティをベースにして、横浜のホテルニューグランドのシェフが考案したものだ。

片岡義男の『ナポリへの道』は、このパスタの麺にケチャップをかけた食べ物に、敗戦、進駐軍、民主主義など、アメリカの影としての日本の姿を見る。中でも一番重要なのは、これが小麦食品であるという部分だ。

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about::フリーランス編集者・ライターの速水健朗のブログ。ディスコや歌謡曲などについて。

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