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2008年8 月30日 (土)

哀しい大人になってしまった…夏 このエントリーをはてなブックマークに追加

 稲垣潤一『思い出のビーチクラブ』、杏里『最後のサーフホリデー』は、`87~`88年のカナダドライ・ジンジャーエールの87年,88年のCMソング。バブル真っ盛りの夏。

清涼飲料水のCMで言うと、コカ・コーラがこの分野の歴史を作ってきたのだけど、コカ・コーラはわりと日本の夏とコカ・コーラという和風路線。逆に、わかりやすく、夏、リゾート、恋という路線を打ち出していたカナダドライは、ちょっと大人な感じのアーティストを使ったCM展開をしていた。

ちなみに、1987年は“総合保養地域整備法”、つまり通称リゾート法が制定された年でもある。
当時中学生だった僕は大学生になったらリゾートに行って、「避暑地の恋」をするんだと、胸をときめかせていたものだった。まさか、自分が大学に入った頃にバブルが弾けるとは露知らず。いや、それよりもっと致命的だったのは、三流大学にしか入れなかったことだったのだが。

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2008年8 月21日 (木)

『東京デッドクルージング』東京論としてのノワール小説 このエントリーをはてなブックマークに追加

東京デッドクルージング このミス大賞シリーズ
深町秋生
宝島社
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マフィア、ヤクザ、腐敗した警察といった組織犯罪を描き続けるノワール小説の書き手・深町秋生の特徴は、大沢在昌や馳星周といった先行世代のクライム作家たちが舞台として新宿歌舞伎町のような都会を選ぶのと反対に、地方都市、郊外的風景を選ぶところにある。

デビュー作の『果てしなき渇き 』は、16号線沿いのコンビニ強盗から始まっていたし、青春小説の要素が入った2作目の『ヒステリック・サバイバー』は地方都市が舞台だった。『OUT』に代表される桐野夏生の小説が、ノワール系作家の作品よりもリアルに感じられるのは、取材力もあるのだが、彼女が舞台として選ぶ郊外や地方のリアリティーが関係にしているように思う。都会を戯画的に描くのではなく、郊外をリアルに描くのが桐野だとすれば、深町はその線上にいるように思う。なので、その深町の最新作のタイトルが『東京デッドクルージング』とは気にくわないなあと思っていた。

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2008年8 月15日 (金)

ファミレスはもう手遅れになっている 33 users(推定) このエントリーをはてなブックマークに追加

タイトルはホッテントリメーカーによるもの。

Dennies すかいらーく創業社長の追放劇があって、その後、再建策として出されたリストラ案は、グループ約4000店舗のうち200~350店舗の閉鎖というものだった。で、それに先立っては、デニーズも全店舗の店の約4分の1にあたる140店舗の閉鎖を検討しているというニュースもあった。

これらのニュースを見るに、ファミレス業界がもう衰退期に入っているということは誰の目にも明らか。ファミレスが三度の飯よりも好きな僕としても、この事態は他人事ではない。

近年のファミレスが直面する問題とは、「ファミリー」層の流出という、ファミレスという名のアイデンティティに直結した、まさに「名ばかりファミレス」問題だ。

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2008年8 月 5日 (火)

トム・クルーズ映画から学ぶ中二病患者のハローワーク このエントリーをはてなブックマークに追加

キムタク主演のドラマは、彼がカリスマ美容師、検事、パイロット、カーレーサーといった具合に、ある種の職業を演じる、職業ものシリーズという見方ができる。そして、こういった一連のドラマの存在が、その時代の職業観に影響を与えている部分もあるのだろう。しかも、最も最近のドラマではついに総理大臣までやってしまった。

こういったひとりの役者がいろいろな職業を演じるという路線は、トム・クルーズが『トップガン』以降に出演した映画群、80年代から90年代に出演した一 連の職業ものをなぞっているのだろう。当時のトムが演じた職業は、海軍パイロット、流しのギャンブラー、バーテンダー、レーサーなどといった感じだった。

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著書

about::フリーランス編集者・ライターの速水健朗のブログ。ディスコや歌謡曲などについて。

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