シルベスター・スタローンとディスコ
『ロッキー・ザ・ファイナル』公開までに、ロッキーシリーズを全部制覇しておこうと、ロッキーマラソン中。
『ロッキー 』(1976)と『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977)はほとんど双子のようなお話。
どちらもイタリア系の青年が主人公で、未来の無い労働者階級で、東部の都会に住んでいて、チャンスを得てヒーローになる。典型的なアメリカンドリーム。
そもそも『ロッキー』の舞台は、ディスコ音楽の聖地フィラデルフィア。『サタデーナイト~』の舞台はニューヨーク。ディスコ誕生の地。
売れない役者だったスタローンは自分の境遇をロッキーに重ねて脚本を書き、自らその役を演じた。
そんなスタローンはプロットがそっくりな『サタデーナイト~』にも、かつての自分と照らし合わせて感動し、その続編の製作権を獲得する。そして、その『ステイン・アライブ』の脚本を書いて監督も務めている。
話はやはり『ロッキー2』とほぼ同じ(『ロッキー』と『ロッキー2』だって似たようなもの)。かつてのディスコキングのトラボルタがブロードウェイのミュージカル俳優に挑戦し、主役の座を射止めるというもの。
ちなみに『ステイン・アライブ』の主題歌を歌うのは弟のフランク・スタローンで、彼は『ロッキー』の中でストリート歌手としてアカペラを歌っていた。石原四男。
大仰なミュージカル風味がなんとも悪趣味な映画だし、その当時でもすでに時代遅れな感じの作品けど、ラストにトラボルタがディスコ魂を発揮するシーンは悪くない。


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