Tシャツとブルージーンズとアメリカの青春時代
ここ4,5年あちこちの雑誌や編集者に持ち込みつづけては断られている『Tシャツの文化史』という企画があるんだけど、全然仕事にはつながらないので下書きをなんとか読めるようにしたものを何度かに渡って公開します。
■Tシャツとブルージーンというスタイルの始まり
1924年4月3日ネブラスカ州出身のマーロン・ブランドは反抗的な少年時代を過ごし、やがて女優としてニューヨークで暮らす姉の元を訪ね役者の勉強を始める。1947年~1948年にかけてヒットしたテネシー・ウィリアムズによる舞台『欲望という名の電車』に出演するようになり、映画化された同名タイトル(1951年)にも出演する。ブロンド特有の気取らないくちごもるような台詞回しは、若い世代の熱狂的な支持を受けた。
マーロン・ブランドが『欲望という名の電車』で演じた役は粗暴な労働者だ。スタイルは白いTシャツにブルージーンズ。これがアメリカの反抗的な若者の代表的スタイルの原点となった。



