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2006年2 月 3日 (金)

『CM化するニッポン―なぜテレビが面白くなくなったのか』を読んだ このエントリーをはてなブックマークに追加

なんか、一週間に一度くらいは更新しないとグーグルのページランクが下がるらしいじゃん! やばいやばい。

『CM化するニッポン―なぜテレビが面白くなくなったのか』をタイトル買いして読んだ。

世の中すべてペイドパブ! という話はこのブログでもよく触れることだけど、まさにそこがテーマの本。広告と明示されない広告で溢れているという話。書き手はテレビ業界と広告業界にいた人間。

前半は正直、スポンサーとドラマの関係や、情報番組と銘打った宣伝番組の話などすでに知っているレベル話ばかり。文体もですます調で、個々の事例に深く切り込むことはしない、子供にテレビ業界の今を伝える『13歳のハローワーク』どまりな内容。これははずれかと思ったけど、読み進むうちに「広告・宣伝からPRへ」というテーマにつながり、進化するマーケティングの考え方とは? という内容に移る。ここら辺はかなりよく整理されている。

昨今の話題になったタイアップ関連のエピソード、ネタに満遍なく触れている。キムタクの『エンジン』でトヨタ以外の車を映せないために、レースシーンが皆無だった話とか、『プロジェクトX』が取材先の企業から協賛金をもらっていた話とか、テレビの要請でバレーボールのルール自体を変えたとかそういうやつ。それをあばくドキュメントではなく、あくまでテレビって(もしくは現代って)そういうものだよって話。

歯がゆいのは、たとえばみのもんたなんか番組で取り上げられる健康食品が広告であるという話は出ても、見聞きしたレベルで断言するだけで、裏を取ったりはしていないところ。実際にテレビの裏側だったら、情報番組を装った通販番組で扱われている商品の卸元の会社が番組のプロデューサーの妻名義だったりという話はごろごろしている。そこは触れない。

広告社会全体を俯瞰するという意味でとてもいい本。本全体のテーマは「広告宣伝からPRへ」、もしくはマーケティングとは何か? というものなので、これらの概論・導入としてはもってこい。また、PRが万能ではなくある一定の条件の下でしか機能しないなどのテーマに触れているのもよかった。

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コメント

あsdf

文体がキモイ。しね。

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about::フリーランス編集者・ライターの速水健朗のブログ。ディスコや歌謡曲などについて。

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