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2005年12 月31日 (土)

ますますディスコ化する社会 このエントリーをはてなブックマークに追加

今年を象徴するキーワードをひとつ挙げるとしたらなんだろ? 「バブル」は囁かれても、景気回復とは言われない社会状況はやはり「格差」だったりするのか? それよりも何よりも去年のマツケンサンバに続き今年はレイザーラモンHGと二年続けてハードゲイがブームだった。


考えてみると、平井堅の「POP STAR」が売れ、今年唯一のミリオンセラーとなった『青春アミーゴ』は修二と彰という男性デュオ。その『青春アミーゴ』を主題歌にしたドラマ『野ぶたをプロデュース』はいじめられっ子の女の子を介した単なる男の友情の話だった。また、これ以外にもチャート全般に男性デュオが目立ったし、エルトン・ジョンもジョージ・マイケルも同性結婚を遂げた。沈みゆく豪華客船を舞台にした世紀の大恋愛映画『タイタニック』を男と男の物語に置き換えた『男たちの大和』も公開されヒット中。大晦日は男女の歌手が歌を競うのではなく裸の男がくんずほぐれつするのを見るのがすっかり恒例となった。これらすべてをひっくるめ世界はゲイ化しているようだ。

もちろんゲイ化は悪いことではない。世界のゲイ化とは世界のディスコ化のことである。きらびやかで快楽主義的なディスコ文化はストーンウォールの暴動とともに始まった同性愛の公民権運動とリンクする文化であり、それから35年かけて世界のディスコ化は続き、これからも続いていく。

んー、今年を締めくくる最後の言葉が見つからないけど、闘いのあとにも人間同士は分かり合えないということを示した吉田秀彦は素晴らしい。空気読め。そして、サモアンとアフリカンの殴り合いを見ながら過ごす大晦日というのもわけがわからなくて(ディスコ的だ)悪くない。

まあ何はともあれ2005年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

さ、NHK教育の「山田風太郎が見た日本」を見よう。

2005年12 月30日 (金)

サブカルチャーの再就職先~すべてはパチンコと食玩に取り込まれる~ このエントリーをはてなブックマークに追加

時間をかけてエントリーを書くのは実は2週間ぶり(ヴィレッジ・ピープルの話は再掲)。まだ年内の仕事が片付かないのだけど、ブログをほっとくのもどうにも気持ちが悪いので更新しておく。

最後のエントリにふさわしいテーマはプロレスと広告の話かパチンコとサブカルチャーの話のどっちかだと思っていたんだけどパチンコの方にします。

映画をはじめとする映像コンテンツが、劇場公開以降、地上波・衛星放送での二次使用、レンタルビデオ、DVDタイトル化、ブロードバンド放送へのライセンス供与など、二次利用の先が引く手数多になっており、製作サイドにとってはお金を集めやすい状況になってきてると聞いた(ほら、俺っておしゃべりヘアメイクだし)。

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2005年12 月28日 (水)

2005年のこのサイトを振り返って このエントリーをはてなブックマークに追加

今年の10月頭に始めたこのブログの検索エンジン経由アクセスの検索ワード。

1 末次由紀 8.2% 646
2 アッコちゃんの時代 3.7% 293
3 マドンナ 2.3% 182
4 紀宮 2% 160
5 犬 1.4% 116
6 ディスコ 1.4% 113
7 アッコちゃん 1.3% 109
8 浜崎あゆみ 1.3% 103
9 犬にかぶらせろ 1.2% 97
10 ホットパンツ 1.1% 89
11 ゲレーロ 1.1% 88
12 エディ 1.1% 86
13 アッコ 1% 84
14 キャンティ 1% 83
15 安倍麻美 1% 82

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2005年12 月22日 (木)

28年前からハードゲイをウリにしているヴィレッジ・ピープルについてのまとめ このエントリーをはてなブックマークに追加

ベスト・オブ・ヴィレッジ・ピープルディスコ音楽が好きというとクラブ・カルチャー寄りの人に「サルソウル周辺とか?」と聞かれるんだけど、僕の場合一番好きなのはヴィレッジ・ピープルとかの周辺なので、あまり高尚ではない。音楽に高尚も低俗もあるかという反論もあるかと思うんだけど、ま、低俗な音楽が存在するとすれば間違いなくヴィレッジ・ピープルは含まれる。

ヴィレッジ・ピープルはディスコ・フィーバー真っ只中の1977年に結成されたボーカルグループ……ということになってるけど、実のところは、ちょっとニュアンスが違う。プロデューサーのジャック・モラーリがヴィクター・ウィリスという歌手を売り出そうとしたのだけど、ソロでは企画性にかけるという理由からゲイのダンサーたちをバックコーラスに送り込み、無理矢理グループにして売り出した、というのが実情だ。

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2005年12 月18日 (日)

オリビア・ニュートン=ジョンのイメージの変遷とディスコ その2 このエントリーをはてなブックマークに追加

フィジカル(虹色の扉)この記事の一回目はコチラ→オリビア・ニュートン=ジョンのイメージの変遷とディスコ その1

1981年、オリビア・ニュートン=ジョンは『フィジカル』を発表する。30歳を迎えて『グリース』に出演し、ディスコクィーンとして再起した彼女がさらなるメタモルフォーゼを遂げたのがこの『フィジカル』。楽曲的には、80年代らしいエレクトリカルなディスコ・ナンバー。

この曲は80年代で一番売れたシングルだったはず。また、ビルボードの歴代のヒットシングルベスト10に入っている中の唯一の女性アーティストによる楽曲だったと記憶している(今はさすがに越されたかな)。

それから、MTV時代の幕開けにふさわしい、インパクトのあるPVも話題になった。

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2005年12 月16日 (金)

【書籍・執筆】『ブログ・オン・ビジネス 企業のためのブログ・マーケティング』 このエントリーをはてなブックマークに追加

ブログ・オン・ビジネス 企業のためのブログ・マーケティング
シックス・アパート株式会社
日経BP社 (2005/12/28)

ビジネスブログという言葉には少し抵抗があるんだけど、ウェブログを使ったウェブ・マーケティングの成功事例を取材した『ブログ・オン・ビジネス 企業のためのブログ・マーケティング』という本の中の一部を担当した。

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2005年12 月15日 (木)

格闘技と広告について このエントリーをはてなブックマークに追加

ちょっと前に巧妙化するペイド・パブの手法とPRIDEの瀧本誠というエントリで、格闘技と広告に関する話を書いた。

簡単にまとめると、大晦日に男祭りの舞台で菊田早苗と戦うことが決まっている瀧本誠にはパチスロ屋のスポンサーがついており、その広告のために胴着を着て闘う瀧本誠はスポンサーサービスとして、決してKO勝ちもKO負けもせずに、いつもフルラウンド立ちつづけるという話だ。

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2005年12 月14日 (水)

プロレスと天皇制について このエントリーをはてなブックマークに追加

gaitou.jpg

戦後、テレビ放送が始まったのが1953年のこと。このテレビというメディアの普及に貢献したイベントが二つあった。ひとつは1954年に巻き起こった力道山を中心としたプロレスブーム。街頭テレビに人が群がる絵は誰もが見覚えのある昭和の風景だ。もうひとつは1959年、美智子妃と皇太子(現天皇)の成婚パレードだ。

プロレスと皇室。一見釣り合わない別々のもの。だが実はそれらが装置として果す役割はとても似ている。

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2005年12 月 8日 (木)

浜崎あゆみとレタッチされるアイドルの時代 このエントリーをはてなブックマークに追加

ayuver2.jpg

Ayulumix 浜崎あゆみがバージョンアップしたようだ。あきらかにルックスが変わった。

あゆの場合、アナロジーとかでなく文字通りのバージョンアップ。○○2.0とかいった類のジョークでもなく浜崎あゆみVer.2.0だ。

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2005年12 月 6日 (火)

【ウェブ連載】宇宙とポップミュージックの年代記 このエントリーをはてなブックマークに追加

Dice-k.comというサイトで書いている宇宙に関連したポップミュージックについての連載コラム。多分今日(12月6日)の正午に第4回が公開されるはず。
 

宇宙とポップミュージックの年代記

Work in Progress: The Triumph Sessions
『Vol.01ジョー・ミークと衛星中継の時代』
http://www.dice-k.com/0206/232.html
ジョー・ミークという宇宙で聞こえる音楽を作ろうとした奇想の音痴作曲家のお話。

Fly Me to the Moon and The Bossa Nova Pops
『vol.02「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」とアポロ計画』
http://www.dice-k.com/0206/420.html
フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーンという名曲が辿った歴史と、アポロ計画の関連について。

サタデー・ナイト・フィーバー
『Vol.3 宇宙に向かうディスコの魂』
http://www.dice-k.com/0206/745.html
ゲイで黒人という二重のマイノリティから生まれたディスコ。その魂と宇宙の関連について。


エルヴィス・オン・ステージ~30th Anniversary Edition
『Vol.4 エルビス・プレスリーの宇宙からの贈り物』
http://www.dice-k.com/0206/937.html
エルビス・プレスリーの衛星中継されたコンサート『アロハ・フロム・ハワイ』と、20世紀のユース・カルチャー台頭について。

著書

about::フリーランス編集者・ライターの速水健朗のブログ。ディスコや歌謡曲などについて。

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