ますますディスコ化する社会
今年を象徴するキーワードをひとつ挙げるとしたらなんだろ? 「バブル」は囁かれても、景気回復とは言われない社会状況はやはり「格差」だったりするのか? それよりも何よりも去年のマツケンサンバに続き今年はレイザーラモンHGと二年続けてハードゲイがブームだった。
考えてみると、平井堅の「POP STAR」が売れ、今年唯一のミリオンセラーとなった『青春アミーゴ』は修二と彰という男性デュオ。その『青春アミーゴ』を主題歌にしたドラマ『野ぶたをプロデュース』はいじめられっ子の女の子を介した単なる男の友情の話だった。また、これ以外にもチャート全般に男性デュオが目立ったし、エルトン・ジョンもジョージ・マイケルも同性結婚を遂げた。沈みゆく豪華客船を舞台にした世紀の大恋愛映画『タイタニック』を男と男の物語に置き換えた『男たちの大和』も公開されヒット中。大晦日は男女の歌手が歌を競うのではなく裸の男がくんずほぐれつするのを見るのがすっかり恒例となった。これらすべてをひっくるめ世界はゲイ化しているようだ。
もちろんゲイ化は悪いことではない。世界のゲイ化とは世界のディスコ化のことである。きらびやかで快楽主義的なディスコ文化はストーンウォールの暴動とともに始まった同性愛の公民権運動とリンクする文化であり、それから35年かけて世界のディスコ化は続き、これからも続いていく。
んー、今年を締めくくる最後の言葉が見つからないけど、闘いのあとにも人間同士は分かり合えないということを示した吉田秀彦は素晴らしい。空気読め。そして、サモアンとアフリカンの殴り合いを見ながら過ごす大晦日というのもわけがわからなくて(ディスコ的だ)悪くない。
まあ何はともあれ2005年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
さ、NHK教育の「山田風太郎が見た日本」を見よう。





浜崎あゆみがバージョンアップしたようだ。あきらかにルックスが変わった。



